福岡県立図書館 令和2年度第2回 企画展示 ※展示は終了しました


今からちょうど1300年前の西暦720年(養老4年)、我が国最初の勅撰歴史書『日本書紀』が完成しました。同書は古代史の重要文献であり、また福岡県にゆかりのある人物や出来事も数多く記されていることから、今回の展示を企画しました。
「日本書紀の時代」(紀元前後7世紀)をテーマに、当館の郷土資料・一般資料・児童資料・映画資料から選りすぐりのものを展示しております。どうぞご覧ください。一般資料と児童資料については貸出・予約も可能です。
『日本書紀』かんたんQ&A
Q.いつ、誰が作ったの?
A.舎人親王(とねりしんのう)らが中心となって編纂、奈良時代の720年に完成。
Q 内容は?
A.国生み、天の岩戸、ヤマタノオロチといった神代から、聖徳太子や壬申の乱の飛鳥時代までを収録。
Q 特徴は?
A.漢文の編年体で書かれています。正史でありながら異説・異伝を併載し、客観的であると言われます。
Q 福岡県ゆかりの人物は?
A.神功皇后、仲哀天皇、筑紫の磐井、大伴部博麻、羽白熊鷲、田油津媛、宗像徳善ほか