投稿日時: 2019/07/30
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福岡県立図書館 青少年と暮らしの交流室
令和元年(2019)8月の展示
「怖い!」の本
夏真っ盛りの8月! 冷たいアイスクリーム、プールや花火が人気の季節ですが、「怖い話」を聞きたくなる時期でもあります。
そこで今月は「怖い!」をテーマに本を紹介します。
夏と言えば、輝く太陽・青い海!ですが、その海には恐怖の物語がたくさん漂っているのです。
そこで今月は「怖い!」をテーマに本を紹介します。
夏と言えば、輝く太陽・青い海!ですが、その海には恐怖の物語がたくさん漂っているのです。
嵐の夜、一人の若い船乗りが岬の宿屋に転がり込んだ。彼の名はヨナ・サッカレー。
宿屋の子供、イーサンとキャシーの兄妹は彼のことを怪しみながらも、彼の語る「怖い話」の数々に引き込まれていく。
船をはい回るカタツムリ、クジラの歯に彫られた呪いの絵、罪を見つめる黒猫……。
やがて朝が訪れ、サッカレーは旅立つ。物語の果てに残るものは?!
海の恐怖といえば、こちらも。海の邪神やその眷属にまつわる恐怖を描き、現在に至るまで様々な小説・漫画・ゲーム・映画などに多大な影響を与えた名作です。著者のラブクラフトが創造した世界観にリンクする作品は膨大な数におよびます。
日本の怪談といえばこちら。「耳なし芳一」「雪女」「死霊」「食人鬼」など、怖さのみならず悲しみ、はかなさをも感じられる名作短編集。
でも大丈夫です。「幽霊の正体見たり 枯れ尾花」、この本を読めばきっと平気になります。
(※ 効果には個人差があります。)
「河童は光合成をしている!」
「のっぺらぼうは顔全体でものを食うッ!」
妖怪だって生きている!を前提に、生物学と想像力で妖怪たちを大解剖。
妖怪だって生きている!を前提に、生物学と想像力で妖怪たちを大解剖。
あの妖怪の身体はどうなっているのかな?と自分でも考えてみたくなる一冊です。
では、こちらの「ばけもの」はどうでしょう?
では、こちらの「ばけもの」はどうでしょう?
夜になると、僕は化け物になる。脚は6本、目は8つ、尻尾は4本の黒い化け物。
体の大きさだって変えられる。夜は僕の自由な時間だ。
ところがある夜、忘れた宿題を取りに教室に忍び込んだところ、クラスメイトの矢野さつきに見つかってしまった。
「あっちー、くんだよ、ね」
どういうわけか、彼女は化け物の僕を見破った。
ところがある夜、忘れた宿題を取りに教室に忍び込んだところ、クラスメイトの矢野さつきに見つかってしまった。
「あっちー、くんだよ、ね」
どういうわけか、彼女は化け物の僕を見破った。
おかげでそれから毎夜、僕は矢野と学校で「夜休み」を過ごすことになる。
まるで友達のように。
ところが昼間の僕は相変わらず、いじめられている矢野を見て見ぬふりをしている。
人間の姿の僕と、化け物の僕。本当の僕はどっちなんだ?
ところが昼間の僕は相変わらず、いじめられている矢野を見て見ぬふりをしている。
人間の姿の僕と、化け物の僕。本当の僕はどっちなんだ?
『よるのばけもの』と一緒に、以下の本もいかがでしょうか。
「友達づきあい」「いじめ」「空気を読む」といった事柄に潜む「怖さ」について、考えるヒントが満載です!
以下の本を参考に、夏のアウトドアを安全にお楽しみください。
【生物】
【病原菌・ウィルス】
このほかにも仕事や暮らしの本を含めて「怖い!」の本を幅広く集めてみましたので、どうぞ御利用ください。(仕事の本ではトラブル対策・クレーム対応・人間関係の本を、暮らしの本でも同じく人間関係やトラブル対応に加えて交通事故などの本を中心に集めています。)
リストはこちらからどうぞ。(「資料紹介」タブから「テーマ別資料リスト」を御覧ください。)「青少年と暮らしの交流室」にてお待ちしています。