投稿日時: 2021/08/10
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8月19日は「正岡子規研究家の坪内稔典さんらの発案で、1991年に「はいく」を「8」「19」と語呂合わせして制定した(※1)」俳句の日、「俳句作家の上野貴子氏が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」が…(中略)…8と19で「はいく」と読む語呂合わせから(※2)」制定した俳句記念日など、俳句に関する記念日がいくつも制定されています。
※1…『記念日の事典』 加藤 迪男/編 東京堂出版 P.138より引用
※2…『すぐに役立つ366日記念日事典』第3版 加瀬 清志/著,日本記念日協会/編 創元社 P.206より引用
俳句は、「五・七・五の三句、十七音の短い詩(※3)」、「季節を表す「季語」を入れる(※3)」がルールですので、今回の青少年コーナーの展示では、タイトルが「5・7・5」のリズムで書かれた図書を集めてみました!(字余り・字足らずのものもあります。)
このような場合は、「音数以外のルールはなし(※4)」という川柳に近いかもしれませんね。
※3…『名文に学ぶ授業に役立つ書くコツ! 3』 白坂 洋一/監修 岩崎書店 P.6より引用
※4…『名文に学ぶ授業に役立つ書くコツ! 3』 白坂 洋一/監修 岩崎書店 P.24より引用
タイトルを声に出して読んでみると、俳句や川柳を違った角度から楽しめるかもしれません。
夏休み期間中に、ミニ展示「ものづくり」の本と併せて読んでみてください!
まずは、人気ゆるキャラが偉人たちの言葉を紹介するこの1冊です。
偉人や文豪が残したやる気になる言葉を、「挑戦」や「人生」、「仕事・学び」などのグループに分けて、くまモンが紹介しています。
偉人や文豪が残したやる気になる言葉を、「挑戦」や「人生」、「仕事・学び」などのグループに分けて、くまモンが紹介しています。
それぞれの言葉にあわせて、くまモンのイラストや解説も掲載されいるので、読みやすく、読書が苦手な人でも楽しめる1冊です。
続いては、「ざんねんないきもの」シリーズでも知られる動物学者が書いた本を紹介します。
自身はもちろん、父に兄、息子までも動物学者である著者が、動物学者になるまでの軌跡や、動物たちとのエピソードを分かりやすく描いた本です。
「山小屋で起きた大事件」、「まさに命懸けの調査」、「「雪男」を探して」など、気になるエピソードが満載なので、動物が好きな人はもちろん、そうでない人にもぜひ読んでもらいたい本です。
次は、青少年向けの小説を2冊続けて紹介します。
小学4年生のハルカは、父と同じ音楽家になるため、小学校の吹奏楽部に入部します。
仲間たちと進んだのは、吹奏楽の名門・習志野高校。
実在する学校や先生をモデルに、友人との出会いと別れ、先輩・後輩との関係など、ハルカが吹奏楽と共に過ごした9年間の物語です。
そして、大切な仲間と共に立つ最後のステージは…。
「これは失う物語だ。」の一文から始まるこの小説。
結婚している千花と明良ですが事故にあってしまい、気が付くと2人が出会う前までタイムリープしてしまいます。このループを抜け出すための方法とは?
千花の視点と明良の視点で物語は進んで行き、2人の物語が交錯した先には…。
慶応義塾大学教授である著者が、文学研究をするための方法を記している本です。
夢野久作や川上弘美らの作品を使いながら、小説を読む練習をするためのガイドがある第一部と、作品の外側の調査について具体例を挙げて説明している第二部に分かれています。
第15講「参考文献の探し方」では、ツールや示し方、引用の方法についても書かれているので、レポートなどを作成する際にも参考にしたい1冊です。
今回紹介した本については、他の本と併せてこちらよりまとめてチェックできます。
なお、本ホームページの「パーソナルサービス」では、資料のご予約ができます。ぜひ、ご利用ください。