青少年コーナー おすすめの本

一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?」

投稿日時: 2021/02/02 cadmin
展示 パネル

 この度、福岡県内の6館の図書館が合同で、一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?~ボードゲーム、カードゲーム、TRPGからデジタルゲームまで~」を実施します。

 「ゲームと読書は相性が良い」、「ゲームをきっかけに本や図書館を楽しんでもらいたい」という思いから、この企画が立ち上がりました。

 図書館によって、図書のラインアップや展示のレイアウト、展示の時期は様々ですので、興味のある図書館のホームページやTwitterなどで、ぜひ、チェックしてみてください!

 参加館はこちら(随時更新します)


 もちろん、福岡県立図書館でも、一斉展示企画として、ゲームに関する図書を集めて展示しています。
 展示場所は、第一閲覧室別室に入って正面にある棚です。
 展示している図書の中から、いくつか紹介します。


 まずは、TRPG(テーブルトークRPG)について書かれた図書です。
(「TRPGって何?」という方はこちら「TRPGとは~疑似リプレイ桃太郎」)

新クトゥルフ神話… 写真


 神話の神々やモンスターと対峙する度に、「正気度チェック」!
 狂気に陥るかもというスリリングなTRPG「クトゥルフ神話」を遊ぶための本です。
 ルールの細かい説明はもちろん、ゲームの概要やプレイに必要なものについても書かれているので、読めばきっと遊んでみたくなります。
 『新クトゥルフ神話TRPGスタートセット』もありますので、初めての人にはこちらもおすすめです。
 上記の他にも、『ソード・ワールド2.5ルールブック 1~3巻』 グループSNE/著,北沢 慶/著 KADOKAWAといった他のTRPGのルールブックに加え、関連する小説なども展示しています。


 続いて紹介するのは、家族や友人と対戦するとつい熱くなってしまう、3つのゲームについて書かれた本です。

 8×8マスのオセロ、9×9マスの将棋、19×19路の囲碁と、それぞれ定められた盤上で戦うゲームですが、フィールドが決まっているからこそ、戦略が上手くいったり、逆にミスをしてしまったりすると、戦況は大きく変化します。
 上記の3冊は、それぞれのゲームのルールだけでなく、石や駒の動かし方や基本的な戦術も掲載しているので、初めてそれぞれのゲームやる人にも分かりやすい図書です。


 最後に紹介するのは、日本のみならず世界中でヒットしているスマホゲームについての1冊です。


 「ポケモンgo」では、プレイヤーが使用するスマホの位置情報によってゲームの世界でもプレイヤーの位置が変わる、実際の風景にゲーム内のモンスターを表示するAR(拡張現実)など、これまでのデジタルゲームとは違った遊び方が広がりました。
 本書は、「ポケモンgo」はなぜ社会現象になったのか、開発の裏側、さらに、今後のゲームの展望についてもまとめられています。


 今回紹介した本については、他の本と併せてこちらよりまとめてチェックできます。
(本館 別室) 「ゲームで読書しませんか?」の本

 なお、本ホームページの「パーソナルサービス」では、資料のご予約ができます。ぜひ、ご利用ください。