投稿日時: 2020/01/08
cadmin
昨年の読書週間特別企画として、県内の高校生/ティーンズの皆さんの推し本を募集したところ、たくさんのご投稿がありました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
古典的名作から、ライトノベル、SF、恋愛もの、ミステリー、写真集、エッセイまで実に多彩、きっとあなたの読みたい本が見つかります。(タイトルをクリックすると、予約のできるページを開きます。PDF版冊子リストも御利用ください。)
予約もできるリストはこちらからどうぞ。関連本も追加しています!
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
この本は、世界の様々な場所にあるトイレについて紹介している。どうしてそんな場所にあるのかわからないトイレや、デザイン性が高いトイレなど、トイレで世界旅行に行っているみたいになれる。私が好きなのは、アメリカテキサス州サルファ―スプリングスにあるトイレだ。きっと、そこでトイレをしたらスリリングな気持ちになるだろう。ちなみに、日本のトイレも紹介されているぞ。(投稿:泰松ルカさん)
灯台の本もありますので、よろしければこちらもどうぞ。
(古い資料のため、カバーがありません)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
日本史選択で外国のことにはまるで興味のなかった私が、この本を薦めるのはギルガメシュというキャラクターがとても魅力的だからである。
アーサー王伝説に並ぶほど有名なこの作品の、ギルガメシュという主人公の男は様々なゲームやアニメに登場し、そのどれもで雄々しい男として表現されている。
私は実際のギルガメシュが果たしてそのような男なのか、それともただの脚色なのかが気になってこの本を手に取った。中に入ってみると粘土板に記されたという異国の太古の物語を、今の言葉で高校生の私でもわかるようにここまでわかりやすく書けるものなのかと驚いた。
この本は私に世界史や地理に興味を持たせ勉強への大きな一歩をくれた本なのである。(投稿:漆椛さん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
仄暗い描写と、独特の後味の悪さが好きです。最初に読んだ時にぞっとしたことを今でも覚えています。さらりと流せてしまいそうでありながら、一度考え始めると止まらなくなる作品だと思います。(投稿:H・Tさん)
次の本はお二人の方から投稿をいただきました。
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
不安を抱えた中学生7人の子どもたちがかがみ世界に入り、一人ひとり自分の悩みを解決していく話です。(投稿:T・Hさん)
ポイントは不登校問題とファンタジーとミステリーが合体した新ジャンル。
様々な事情を抱えた7人の中学生が謎の古城に集められ始まるストーリー。オオカミのお面をかぶった少女”オオカミさま”から鍵を見つけることが出来れば、「孤城と皆の記憶が消えるが、どんな願いもかなえることが出来る」と言われる。
最初お互い深くかかわらず、表面的な付き合いしかできなかった7人。時間が経つにつれ、それぞれの事情を打ち明け信頼関係が築かれていく。しかし、結束が強まるにつれ、鍵を見つけることが”抜け駆け”の意味を持つように…。
この孤城は何なのか、なぜ自分たちが集められたのか、最後まで目が離せない本です。(投稿:U・Nさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
舞台は八咫烏(やたがらす)の住む山内。伝説にある三本の足を持つ烏が人の姿で生活を営んでいる。
その世界の中で金烏(きんう)である皇子の嫁選びが始まる。そこで東西南北の家から嫁候補が宮中に上がった。
嫁の座を巡ってありとあらゆる陰謀が渦巻く平安宮中のような話の展開。読んだ後に緻密に張られた伏線の意味が分かる、最後の最後まで目が離せない平安調ファンタジーミステリー。(投稿:M・Mさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
沢山の武将が登場していて、とても面白いです。ただ長いです。島左近一押しです。石田三成は嫌いですが……。歴史好きな人は必ず読んでください。(投稿:G・Mさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
非日常的な怪物が出てきてそれを倒すというストーリーがとても面白く、物語を通して登場人物たちの恋愛が書かれているのがとても良いです。(投稿:Y.Tさん)
なお、『空の中』(有川 浩/著 アスキー・メディアワークス)という本もありますので、よろしければ併せてどうぞ。
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
海の見える町で喫茶店「星やどり」を営む早坂家。彼らは父を亡くし、母と兄弟6人で暮らしている。ある家族が「家族」を卒業する話。(投稿:r.iさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
テレビドラマでもあってましたし、タイトルにすごく引き込まれて読み始めました。面白かったので、おすすめします。(投稿:チョコプラさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
作者が医者で医療に関する本をたくさん書いているので興味が湧きました。それと、この本は残された時間の中、姉を殺した犯人捜しと復讐を実行しようとする主人公の物語が描かれています。(投稿:ひろきさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
学生なら誰もが実際に抱えるような悩み事などを、リアルに書いてありとても共感のできる物語だから。(投稿:ゆっちさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
「砂漠がきれいなのはどこかに井戸を1つ隠しているからだよ」王子さまの言葉が一番印象に残りました。読み終わった後、きっと一つの言葉がみなさんにも思い浮かびますよ。(投稿:レモンさん)
なお、『星の王子さま』の原題は「Le petit prince」、直訳タイトルの本も出版されています。
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
映画化した「言の葉の庭」のノベライズ本です。靴職人を目指している男子高校生と、その学校に勤めている国語教師の恋物語です。夢と将来のはざまでの葛藤など恋愛に関係ない部分でも、登場人物の心の移り変わりや成長が多く描かれています。
私がこの本をおすすめしたい理由は”言葉の美しさ”です。タイトルにもある通り、この作品は言葉を一つのテーマとしています。いくつかの短歌を引用していたり、また、映画版の特徴の一つである雨と日本庭園の美しい風景が、文章を読んでいて目に浮かぶような言葉遣いがとても心地いいです。映画を見たという方でもそうでない方もぜひ本で読んでもらいたいです。(投稿:I・Yさん)
男子高校生・孝雄の視点でノベライズした本がこちら。読み比べてみてはいかがでしょうか。
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
「僕は殺されたんだ」。死んだ級友は、姿を変えて僕に訴えた。これまでにない本格的サイコ・サスペンス。(投稿:A.Yさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
アニメがきっかけで読み始めました。ストーリーが面白いです。電撃文庫好きな人はおすすめです。(投稿:K・Tさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
ぶっちゃけ映画のほうが良かったですが、細かい描写が書いてあったので、映画を観て本を読むのをおすすめします。刺激を求めている人にはおすすめです。(投稿:バナナさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
科学と魔術が交差する学園アクションストーリーです。あなたの幻想をぶち壊します。(投稿:H・Tさん)(※『とある魔術の禁書目録』で投稿いただきましたが、当館には『新約』編のみ所蔵しておりますので、こちらを掲載しております。)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
ラストに全ての話が繋がり、自分の想像を超えて来て本当に面白い本です。(投稿:HAさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
主人公が、ある女性を探すために、謎を一つ一つ解いていくのですが、解き明かされる度に、色々なことを考えさせられるので、奥が深いです。とりあえずオススメです!(投稿:めいさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
罪人を運ぶ人、罪人というただそれだけの関係の中に、深い人間味を感じられる所がとても面白くて好きです!(投稿:れいさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
自身の記憶が80分しか持たない元数学講師の博士と、新しい家政婦として博士の家に来た女性、その息子ルートの淡く切ない話。(投稿:ライさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
謎の地球外生命体と戦う統合防疫軍の初年兵である主人公は、最初の戦闘で敵に殺された瞬間に2日前に戻るという怪現象に巻き込まれてしまう。この「ループ」を駆使して強くなる主人公の「まだ見ぬ明日」への物語。(投稿:S.Iさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
私がこの本に出会ったのは、小学生の時に小説も読んでみないかと友達に勧められて、初めての小説として読んだことがきっかけです。
この物語は女用心棒のバルサが故郷へ帰り、自分を育ててくれたジグロと向き合うことから始まります。新ヨゴ王国のときと同じようにバルサはその槍と躰を振るい闘い抜きます。そして闇の守り人の正体は何なのかを知ります。激闘のさなかにバルサはジグロの親としての思いを知ることになるのです。
私はこの物語の中でもバルサと闇の守り人との槍舞いの場面が命をかけた闘いなのに、とても綺麗な舞だと感じたので、是非読んでいただいてその光景を思い描いて欲しいです。(投稿:とうふさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
この本は、昨年映画化されていて、ホテルマンなどの仕事を知ることができる本です。(投稿:A.Hさん)(この本を好きな理由/おすすめポイント)
本を守りたい1人の少女と、それを見守る教官のラブコメディです。(投稿:A.Hさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
精神について考えさせられる、面白い作品です。(投稿:Y.Wさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
この本のすべての話に共通している、読んだ後に湧いてくる不気味さにすごく驚かされました。
私が特におすすめするのは、織守きょうやさんの「とわの家の女」です。不気味な中にどこか美しさや女性の儚さが詰まっている作品だと思います!! 衝撃のラストをぜひその目で確かめてみてください。
この本は短編集なので本を読む時間がとりにくい方にもピッタリだと思うので、ぜひ手に取ってみてください!! (投稿:うささん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
この本のおススメするポイントは、推理に精通している主人公が屍人荘という閉塞的な空間で起こる殺人事件で、推理小説の知識を使って悲しい現実を解き明かしていくところです。
この作品は、人の持つ悪意や心情の移り変わり、情景変化を忠実に表現していると思います。この本を読んでいると、自分までその世界に引き込まれているような気分になって登場人物と一緒に絶望し、涙し、希望を見つけた時には喜び、現実では体験することがないであろうことを疑似的に体感できます。(投稿:マチュピチュさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
この本に出会ったのは、高校に入学したばかりの頃でした。中学時、引きこもりであった私は、久しぶりのコミュニケーションに慣れず悩んでいました。”つまらない毎日の生活を面白がろう!”
この本には人間関係の悩みから口内炎の悩みなど、生活していたら誰もが一度は感じるようなことが紹介されています。人間関係の悩みがある人や、ついつい考え過ぎちゃう人に手に取ってほしいです。
話し言葉なので読みやすく、ユニークな言動にも笑ってしまいます。この本を読んで、悩みというネガティブなものをこんなにもポジティブに捉えることができるのか!と新発見。自分とは違ったものの見方や考え方は、立ち止まった背中をぽんっと押してくれます。(投稿:Y・Aさん)
十二国記シリーズ
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
ファンタジーが好きな人は特に一度は読むべきだと思います!!すべての生命が木に宿り生まれてくるような、こちらの常識などまるで通じない異世界で、状況が二転三転としながら真実が明らかになっていく、その様は圧巻の一言に尽きます。
興味のある方は是非! 新潮社版で第1巻の『魔性の子』からではなく『月の影 影の海』から読み始めることをおすすめします!(投稿:とうふさん)
(この本を好きな理由/おすすめポイント)
中国の歴史書の中でももっとも有名な「史記」の登場人物を、キャリアをテーマにして選び出して現代語訳にしています。帝王や英雄から策略家、道化、暗殺者まで権力に関わった人物たちの魅力がつまった作品です。
この本では、権力そのものを有した人、それを支える人、権力を目指す人、そしてそれに刃向かう人など伝説の王朝から秦の終わりまで時系列順に書いてあるため、とても分かりやすく史記を読めるところがおすすめです。
また、史記そのものの構成や成り立ちなどの話もあるので、史記についての知識が深く得られます。(投稿:A・Mさん)
この本では、権力そのものを有した人、それを支える人、権力を目指す人、そしてそれに刃向かう人など伝説の王朝から秦の終わりまで時系列順に書いてあるため、とても分かりやすく史記を読めるところがおすすめです。
また、史記そのものの構成や成り立ちなどの話もあるので、史記についての知識が深く得られます。(投稿:A・Mさん)
せっかく投稿いただいたのですが、以下の本は残念ながら当館に所蔵がありません。県内で所蔵している図書館はこちらで探せます。
『その時までサヨナラ』山田 悠介/著 文芸社
離れ離れになった家族を繋ぐ切ないストーリー。(投稿:mmさん)