青少年コーナー おすすめの本

令和元年10月「ジュウ、ジュー、じゅう」の本

投稿日時: 2019/09/29 cadmin
「ジュウ、ジュー、じゅう」の本

 10月ということで、「ジュウ、ジュー、じゅう」をテーマに本を紹介します。

「ジュウ、ジュー」という音。肉や魚、卵……食材が焼ける音。
 食欲の秋に、楽しい料理の物語はいかがですか?

星が丘高校料理部


 黄身は破れて底は黒焦げ。廃部寸前の料理部1年、篠原皐月(しのはらさつき)が作った目玉焼きだ。
 そんな彼女が同じ1年の藤野ちゃん、顧問の沢木先生、クールな実力派の部長・内海と共に様々な料理に挑戦! スフレ・オムレツ、ハンバーグ、焼きそば、カレー、ローストビーフ…… 料理をしながら、ちょっとした謎解きもあり、の美味しく楽しい1冊。
「目玉焼きが上手に焼ければ、たいていの料理は上手くつくれる」

 何と、著者による料理動画がインターネット上で見られます。


 他にも「オムレツ」「ハンバーグ」の動画があり、「星ヶ丘高校料理部」で動画検索するとヒットします。(最終確認:令和元年9月26日)

「おいしそう!」と思ったら、こちらの本もあわせてどうぞ。「作って食べる」を楽しんでみてはいかがでしょう。

正しい目玉焼きの作り方、13歳からの料理のきほん34




 また青少年と暮らしの交流室・暮らしコーナーには、和・洋・中にお菓子や飲み物まで、レシピ本がいっぱいあります。ぜひ御利用ください。

暮らしコーナー
暮らしコーナー

 続いて、食と共に生きるうえで大切な「じゅう/住」の本。


 古墳、ピラミッド、神殿、聖堂といった「神々の住まい」と、竪穴住居、寝殿造、本棟(ほんむね)造といった「人々の住まい」について、それぞれの歴史をふまえつつ、建築家がわかりやすく解説しています。


 人里離れた極寒の地。小さな丸太小屋にただ独り。
 こんな状況で熊のような大男に脅迫されたら……誰でも「じゅう/銃」に頼りたくなるかもしれません。

予約できます


 1910年スウェーデン北部。15歳の少年シーグは独り、姉と義母の帰りを待っていた。
 傍らには父の亡骸。地面がガチガチに凍りついていて埋葬できないのだ。
 そこへやって来たのが熊のような大男、その名はウルフ。獰猛さを絵に描いたようなこの男が、銃をちらつかせながらシーグに言う。
「おまえのおやじがおれからぬすんだ金はどこにある?」
 シーグが知らないと答えても、ウルフは聞く耳を持たない。
 このままでは殺される。シーグの心に浮かんだのは、離れの物置。
 その奥には古い拳銃がある……
「「死人に口なし」ということばはまちがっている。死者も話をするのだ」


 目の前に現れたら「じゅう/銃」がなければ身を守れない、危険な「じゅう/獣」も動物園でなら楽しく見られます。

獣医さんだけが知っている動物園のヒミツ 知識ゼロからの珍獣学


「キリンのケンカ」「白くないのにシロサイ」「オランウータンはやきもちやき!」など、おなじみの動物たちについて、漫画とイラスト、図解で楽しく紹介しています。


 動物園ではあまり見られない「じゅう/獣」についてはこちら。
「怒ると赤鬼に変身」「自分の牙で顔面貫通」「樹上で眠り毒を食らう」…… それぞれどんな動物か想像できるでしょうか?


 現代では野生の「じゅう/獣」に襲われるような危険はほとんどありませんが、やっぱり世の中はなかなか厄介です。
 試験勉強、人間関係……思うようにならないことはいっぱいあります。
 そんな私たちに「じゅう/獣」たちから写真とメッセージが届きました。
「じゆう/自由」な気持ちを取り戻させてくれる1冊です。

生きづらい世界で自由に生きる方法



 このほかにも仕事や暮らしの本を含めて「ジュウ、ジュー、じゅう」の本を幅広く集めてみましたので、どうぞ御利用ください。(「ジュウ、ジュー」という肉が焼ける音を「シズル」と言います。仕事の本では、この「おいしそう」「食べたい」「買いたい」という気持ちを起こさせる「シズル感」がキーワードとなるマーケティング、広告デザインをテーマにしています。暮らしの本では料理と住まいの本を中心に集めています。)

 リストはこちらからどうぞ。「青少年と暮らしの交流室」にてお待ちしています。