投稿日時: 2020/10/01
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「もともとは古代のヨーロッパに住んでいたケルト民族の収穫祭と新年をむかえる祭りだった(※1)」ハロウィン(ハロウィーン)。
英語圏の国々では、毎年10月31日には、魔女やお化けの扮装をして、「「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」とよびかけ、近所の家をまわる子どもたち(※2)」もいるそうです。
(※1・2 『日本と世界の祭り』 小学館 P.47より引用)
そこで、青少年コーナーの10月の展示では、「ハロウィンと魔法」をテーマにおすすめの本を紹介します。
魔女や魔法について書かれた本や、ハロウィンについて知ることができる本を展示しています。
また、ハロウィン向けの衣装やお菓子の作り方が載っている本、ハロウィンや魔女をテーマにした小説なども集めましたので、ぜひ、読んでみてください。Read or Treat!
まずは、魔法使いについて、様々な角度から解説した本の紹介です。
「魔法使いとは?」、「魔法の力」といった章から始まり、『ハリーポッター』や「ゼルダの伝説」などの物語やゲーム、映画やコミックに登場する魔法使いにも言及しています。
巻末には索引も付いており、好きな作品名や単語から、掲載情報を探すことができます。
魔法使いについて学んだら、魔法を使うための道具について調べてみましょう。
「書斎」や「ベッドルーム」、「屋根裏部屋」には、どんな“魔法道具”が置かれているのでしょうか?
巻末の「所蔵品リスト」より、出典を確認することもできます。
「飛び出す魔法陣」や「鉱物のランタン」、「魔法の杖」など、魔法を使うには欠かせない道具。これらを作るための必要な材料や道具の紹介だけでなく、作る工程も、写真や型紙を用いて分かりやすく解説しています。
仮装用のアイテム作りにもオススメです。
続いて紹介するのは、魔女を題材にした小説です。
学校にも行けなくなったユキノが、“魔女”と出会い、自分を取り戻すまでの成長の物語です。
面白い表現が文中に散りばめられており、とても読みやすい作品です。
最後に紹介するのは、ハロウィンを楽しむのに最適(?)なレシピ集です。
表紙からも分かる通り、“キモ”い見た目の美味しい料理のレシピ集です。
思わずのけぞってしまうようなリアルなものから、ちょっと笑ってしまう可愛いものまで、スイーツやメインおかず、お弁当などのジャンル毎に紹介しています。
かぼちゃ以外で作るジャックオーランタンのレシピも載っていますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
今回は、ハロウィン関連の本を紹介しましたが、近年、迷惑行為を行う人がおり、ニュースにもなっています。節度ある行動を心がけるとともに、「新しい生活様式(「政府広報オンライン」サイト)」に沿って、皆が安心して楽しめるイベントにしていきましょう。
今回紹介した本については、他の本と併せてこちらよりまとめてチェックできます。
→(本館 別室) 「ハロウィンと魔法」の本
また、別館1階の子ども図書館にも、ハロウィンや魔女に関する絵本や児童文学があります。そちらもぜひ、ご利用ください。
なお、本ホームページの「パーソナルサービス」では、資料のご予約ができます。ぜひ、ご利用ください。