青少年コーナー おすすめの本

令和5年1月「本と楽しむゲームの世界」

投稿日時: 2023/01/05 cadmin


2023年になりました!
年末年始、皆さんはどう過ごされたでしょうか?

青少年担当(=本記事執筆者)は、大掃除や音楽番組、初商いなどの定番ももちろんですが、
長いお休みに、趣味であるゲームをすることも楽しみの一つです。

さて「ゲーム」と言われて、すぐに思い浮かぶのはスマホやゲーム機器の方も多いかもしれません。
「囲碁」や「将棋」、トランプを使ったものなどもゲームであり、一言で「ゲーム」といっても種類は様々です。

最近でも様々なゲームが発売されており、おうち時間で楽しむことができる
ボードゲームにも注目が集まるなど、ゲームは私たちの身近なものになっています。
(もちろん、何事もやりすぎには注意が必要です・・・!)


そこで今回の青少年展示では『本と楽しむゲームの世界』をテーマに、
ゲームに関する本、ゲームで題材にされる作品など、ゲームをより楽しむための本を集めました。

「実はあのゲームは、この作品が題材になっているんだ!」
「あのゲームのキャラクターは実在の人物がモチーフらしいけど、どういう人だったんだろう・・・」

など、ゲームをきっかけに色々な本を手に取ってみると、今までよりも更に好きになると思います。
逆に、本をきっかけに、関連するゲームをしてみるのも、新たな発見で楽しめるかもしれません。

また、2023年はあの伝説的ゲーム機器「ファミリーコンピューター(通称ファミコン)」が
発売されて40周年という節目の年!
更にゲーム業界が盛り上がる年になるのではないでしょうか?



最初に紹介するのは、近年様々なゲームで注目されている神話に関する本。


怪奇小説作家H.P.ラヴクラフトが創始した架空の神話体系<クトゥルー神話>の原点となる「ダゴン」「クトゥルーの呼び声」「インスマスを覆う影」など7編と、H.S.ホワイトヘッド著「挫傷」を掲載する。 

創作神話としてますます注目され、様々なゲーム等の題材になっている「クトゥルー神話(クトゥルフ神話)」
地球外に存在する神々とはどのような存在なのか、どんな神々がいるのか・・・
「宇宙的恐怖(コズミックホラー)」を小説で楽しんでみてはいかがでしょうか。


次に紹介するのは、ゲームのキャラクターとしても取り上げられている王様に関する本。


ギルガメシュ王と荒野のエンキドゥ、森の守り手・妖怪フンババ退治、女神イシュタルの誘惑、エンキドゥの死、大洪水と生命の草、地獄めぐり…。楔形文字で粘土板に刻まれた叙事詩の原文を生かした邦訳。 

世界的に有名な王様に「アーサー王」などがいますが、ギルガメシュ王も有名な王様の一人です。
ゲームでも登場人物として取り上げられていますが、基本的に「暴君の強い王様」として描かれています。
そんな彼がどのような行いをし、どう描かれたのか、その原点を知ることができます。


最後に紹介するのは、タイトルも目を引くゲームについて取り上げた本。


3万時間をゲームに費やした起業家が、ゲームの「良い面」やその効果について、実体験を踏まえて検証。スポーツ、脳科学、ゲーム、教育それぞれの分野の識者との対談を通じて、ゲームが及ぼすさまざまな影響を詳らかにする。 

「ゲームばっかりして!」そう怒られたことはありますか?
何かと悪い面ばかり取り上げられますが、ゲームには良いところがたくさんあります。
そんな「ゲーム」について、改めて考えさせられる本です。



今回紹介した本については、他の本と併せてこちらよりまとめてチェックできます。
(本館 別室) 「本と楽しむゲームの世界」の本

 なお、本ホームページの「パーソナルサービス」では、資料のご予約ができます。ぜひ、ご利用ください。

また、「クトゥルー神話」を題材にした「マッドネスアワー」など、ボードゲーム類を貸出する「図書館・学校向けゲーム貸出」事業を行っています。